押水デイサービスセンター

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2025.6.5
「知ってもらうことから始まる介護の安心」
  私たち押水デイが始めた無料見学会について




こんにちは。
押水デイサービスでリーダーをしている関といいます。




今回は、昨年から私たちが開催を始めた「無料見学会&介護相談」について、その背景や目的、そして過去に2回開催した時の様子も少し交えながら、お伝えさせていただきたいと思います。




「押水デイを知っていただくため」といった、ひと言では言い表せないたくさんの想いがありますので、その想いも一緒にお伝えできればと思います。



このブログを読んでくださった方が、「なるほど、そういうイベントなんだね」と、少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。




■なぜ、無料見学会を開こうと思ったのか?




日々デイサービスを運営する中で、私たちスタッフが常に感じていたことがあります。



それは、



「地域の方々は、デイサービスが実際に“どんな場所なのか”“そこで何をするのか”あまり詳しく知らないままなのかもしれない」



ということです。




もちろん「デイサービス」という言葉は、広く知られるようになってきたと思います。



ですが、外から見ているだけでは分からないことがたくさんあると思います。




たとえば…




デイサービスに通うご利用者さんはどんな風に過ごしているのか?
介護が必要になったら誰でも使っていいものなのか?
押水デイサービスにはどのようなスタッフがいるのか?
食事や入浴は実際どのようなサポートが受けられるのか?



など、


こういった素朴な疑問に対して「誰が、いつ、どうやって答えているか」と考えると、なかなか“答えが届かない状態”が続いているような気がしていました。



そして、その状態が続くことで、いざという時が来ても利用をためらってしまう原因になっているのではないか。



それならいっそのこと、デイサービスの扉を開けて、直接中を見ていただいて、私たちの普段の様子を知ってもらい、感じてもらう場をつくろう。




そうした思いから始めたのが「無料見学会」です。






■昨年11月に開催した記念すべき第1回目



20名以上の方に足を運んでいただくことができ、介護相談も数件お受けすることができました。



初めて企画したイベントでしたが、想像以上に多くの方にご参加いただき、スタッフ一同、大きなやりがいを感じる機会となりました。




特にご参加された皆さんの声で印象的だったのは、




「フロアに入ってみたら、思ったより広くて明るい」
「想像していたよりも過ごしやすそうな場所だった」




といったお声でした。



やはり、町民センターのアステラス内に押水デイサービスがあることは何となく知っていたけれど、「実際に入ったことがなかった」「何をする所なのか詳しく知らなかった」といった方が多かったように感じました。



また、介護相談に来られたご家族の中には、




「一人暮らしの父が心配で…日中だけでも安心できる場所があればと思って」
「入浴に不安を感じている母に、見守りのあるお風呂を体験させたい」




というように、日々の不安や切実な願いを打ち明けてくださる方もいらっしゃいました。



その中のお一人は、もともと他の施設を検討されていた方でしたが、見学後に「ここが一番しっくりきた」と押水デイに通うことを決めてくださいました。



また、ご相談を受けている中で「スタッフさんとお話をしているうちに居心地がよくなってしまって、ここに決めようと思いました」といったお言葉もいただくことができ、何よりの励みになりました。





その後、今年の2月に2回目の開催を行いました。



その際は参加者数こそ2名と少人数でしたが、ご夫婦でじっくりとお話しができ、非常に密度の高い時間にすることができたと思います。



ご主人の今後を心配された奥さまが「一度見てみない?」と提案して来てくださり、ご主人も最初は少し遠慮気味でしたが、見学中に他の利用者さんとも打ち解けて、次第にお話が弾んでいた姿が印象的でした。




「さっそく馴染んでしまって…ここに来れば皆と話もできて楽しそう」




と奥さまが笑いながら話されていた姿が、今でも目に浮かびます。




この見学会をきっかけに、ご主人も「介護認定を受けてみようか」と前向きな気持ちになっていただけた様子でした。



こうして、「実際に自分の目で見る」「その場で会話をする」ことで、ご本人もご家族もデイサービスについての新たな気づきや安心感を得られる。



それが無料見学会の最大の価値だと改めて実感しました。




■これからも無料見学会を続けていきます。




こうして2度の開催を通して、改めて感じたのは、




押水デイを知ることによって、介護に対する不安が軽くなる「きっかけになれる」ということです。




どなたにとっても、介護はある日突然、目の前に現れることがあります。




その時に「どこに相談すればいいのか」「どんな選択肢があるのか」が分からず、慌てて探し始めるご家族をこれまでに何度も見てきました。



だからこそ、“今はまだ必要じゃない”からこそ、事前に知識や情報を備えておくことが大切だと私たちは考えています。



だからこそ、無料見学会を通じて、いざという時に「行ってみたことがある」「話を聞いたことがある」そんな安心感を少しずつ増やしていくことができれば嬉しいですし、そういった繋がりを作っていくことを目指していきたいと思います。



介護の入り口は不安がいっぱいです。



だからこそ、その“はじめの一歩”を踏み出しやすくすることが、私たちにできる大切な役割だと思って、これからも続けていきたいと思います。





■追伸:次回の開催に向けて



次回の無料見学会は6月18日〜21日を予定しています。



「ちょっと見に行くだけ」でも構いません。
「今すぐに利用を考えているわけじゃない」という方も大歓迎です。



どうぞ気軽に、押水デイサービスの中を見に来てくださいね。






最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

リーダー関より